触手でハッスル in D&D3e

h_nekozaki2005-10-22


「触れれば絡みつく『エヴァーズ・ブラック・テンタクルズ』の『結界』はッ!
 すでにお前の周り半径30ft!
 お前の動きは手にとるように探知できるッ!
 くらえッ!モーグッ!半径30ft触手緊縛攻撃を────ッ!」


スタンド名:エヴァーズ・ブラック・テンタクルズ
本体名:ジャン・クロード・モラン


やりました!ついにやりました!
いつかは使いたいと思っていたステキ呪文、『エヴァーズ・ブラック・テンタクルズ』をついに使えましたよ!
我がD&D3eライフに一片の悔いなぁーし!【ドォォォン!】


と、落ち着いたところで順を追ってお話ししますと、22日は毎月恒例D&D3eの日でした。
ウチのウィザード・ジャンくんも、はや9レベル。すこしまとまったお金も入ってくるようになりました。
ご存じのように、D&D3eでは呪文は高い金出して買わなきゃなりません。貧乏なジャンくんは、呪文屋のウィンドウごしに巻物を眺めるだけの日々を送っていましたが、ついにあこがれの呪文を手に入れることが出来たのです!
その呪文の名は!エヴァーズ・ブラック・テンタクルズッ!地面から黒いタコの触手のようなものがウネウネ生えてきて手当たりしだいに敵を絡め取ってくれる呪文です!すごい!かっこいーっ!*1
この呪文、4レベル呪文だけあってかなり強力なのですが、ひとつ欠点があります。敵を絡め取るついでに味方も区別せずに絡め取ってしまうのです。まさに手当たりしだい。
しかも、ファイア・ボールなどと違って爆発してダメージを与えたら消えるワケじゃなく、9時間くらい出っぱなしです。部屋の中で発現したら、その部屋は9時間ウネウネした触手が出っぱなし。
つ、つかえねぇ……。
でも高い金出して買ってしまったので必死で使い方を考えましたよ。で、考えつきました!手順は以下の通り。


1. 敵がいることがハッキリした部屋のドアの前にジャンが立つ
2. パラディンのイリアたんがドアを開ける
3. すかさずジャンが呪文を部屋の中央にぶち込む
4. すかさずイリアたんがドアを閉める
5. 部屋の中が大変なことになってるっぽい音を聞きながら30分ほど放っておく


これで味方を巻き込むことなく触手プレイを実現できました!
ちなみに、呪文の犠牲になったのはモーグ*2くん。紫色の舌と内臓を持つガイコツです。
部屋の中では、紫色の舌を振り回すガイコツと黒い触手がのたうつ阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられたことでしょう。その間、パーティの面々はタバコなどふかしつつドアの前で暇つぶしをしていました。
触手を逃れてドアから出てきた1体を何とか討ち止めるハプニング*3もありましたけど、6体のうち5体は触手が絞め殺したので、おおむね満足のいく戦果でした。
しかし、モーグにしてみりゃいい迷惑だよな。仲間とまったりしてたら、いきなりドアが開いて部屋中触手だらけにされて。
ほとんどテロです。
D&D冒険者が押し込み強盗と大差ないことを再確認するセッションでした。

*1:とても格好いいとは思えない方もいらっしゃるかも知れませんが、ジャンくん的には最高にイカす呪文なのです。絵的に。

*2:アンデッド中最弱のスケルトンに似ているクセに、実はかなり強いという非常にイヤな敵。紫色の舌で麻痺攻撃とかしてくる。

*3:ジャンくんは呪文を撃ったあとドアの前でぼんやりしてたので、怒り心頭のモーグくんに殺されかけました。