用心棒日月抄 in VtM 刺客サンプル

『用心棒日月抄』で忘れた頃に襲ってくる、国元からの刺客。
『用心棒日月抄 in VtM』でも、参議エッカルトに雇われた刺客が、ことあるごとにPCに襲いかかる。
キャンペーンの要所要所に現れて、ストーリーを引き締める役割を持つ刺客たちのサンプルを、氏族別に考えてメモ。
ホントはこんなにたくさん登場しないんだけど、好みで使い分けてみたい。

氏族別刺客サンプル

ヴェントルー 傭兵派遣会社特殊工作チームのチーフ(と、グールの部下):

グールで編成された特殊工作チームを率いるチーフ。充実した装備で身を固め、市街戦の訓練を重ねた彼らチームは、血族の一団ですら速やかに排除する。

ギャンレル 街の狼王(と、グールの眷属):

野良犬の群を率いる都市の狼王(ロボ)。スラムの地理を知り尽くした彼らは、恐ろしい狡知さで血族を狩りたてる。
バリエーションで、コウモリの群を操る夜空の狩人もいいかも。

ギャンレル 水怪:

獣の徴が現れすぎたために、巨大なカワウソのような姿になってしまった彼は、相手を水中に引きずり込んで引き裂く。

トレアドール 決闘狂:

時代錯誤な銃士服に身を包んだレイピア使い。命をかけた決闘でのみ味わえる「入神の瞬間」に淫し、好敵手を(相手の迷惑考えず)つけ狙う。
バリエーションでクイック・アンド・ドロウに淫したガンスリンガーの決闘狂もいいかも。

トレメール ガーゴイルポケモンマスター:

心血を注いで作り上げたガーゴイルを連れた魔術師。戦闘時には魔術でガーゴイルを増強・支援する。

ノスフェラトゥ 無人兵団司令官:

ガチガチに装甲化した指揮車の中から陸海空三軍の無人兵器を操り、血族を追いつめる。

ブルハー スレッジハンマーを偏愛する怪力闘士:

ヘルメットに作業着、小麦色の太い二の腕がまぶしい肉体派血族。常に持ち歩くスレッジハンマーであらゆる敵を粉砕する。
彼と彼の取り巻き『ラッダイツ』にかかれば、10tトラックでも、ものの10分でくず鉄と化す。

マルカヴィアン 東洋の霊媒闘士:

父である道士に仕える童子。道士のとりおこなう儀式で憑代を務める童稽(タンキー)。蚩尤の霊を身に降ろし、超人的な力を得る。

アサマイト 血の格闘家:

《粛殺》に通じた暗殺者。血族の肺を破裂させて血の海に沈める。
(直球過ぎてなんですんで、考え中。アサマイトは暗殺者すぎて逆に難しいなぁ)

ジョヴァンニ ゾンビメイカー:

現地調達をモットーとするゾンビ使い。まずクラブなどの密室内の人間を毒ガスなどで皆殺しにし、おもむろにゾンビとして立ち上がらせる。

セト人 蛇身の格闘家:

蛇のグールを引き連れた蛇身の格闘家。蛇に足を止めさせて、マチューテ(山刀)で両断する。

ラヴノス トリックスター

サーカス一座と行動を共にする仕事師。投げナイフに鞭、様々なトラップに幻術を組み合わせて幻惑する。

バロン・サメディ カポエラを使う死体:

ウーンガン(ブードゥの司祭)に仕えるヒットマン。本来は宗教的な制裁が役回りのはずが、金ずくの殺しもやらされている。
最近、自分の職業に疑問を感じ始めた悩める死体。

ケイティフ 一人一殺男:

爆発物、密造火器、火炎瓶などの都市ゲリラっぽい武器を自作、駆使する。血族の最底辺から這い上がるために、どんな手段を使っても仕事は完遂してきた。いざとなれば自爆特攻も辞さない気概に満ちあふれた荒事師。