ラストバトル顛末

前回、ガルシアス&ダイアウルブズの強襲を受けて這々の体で街まで撤退した僕らは、準備万端整えて夜牙塔中心部へ突入。
ヴァンパイアの潜む寝床ががらんどうの塔上部に浮いているので、全員空を飛んでのアタックとなりました*1
侵入は昼日中に行われましたけど、ヴァンパイア・ガルシアスくんは普通に活動状態のようです*2。一度撃退してからは姿を見せていなかったマミー・モンクもお出迎え。
ついにラストバトルが始まりました。

イリアとディラン、ドラゴンは、とりあえず目に付いたマミー・モンクに突撃。
たちまち囲まれてタコ殴りにされるマミー・モンク。
リンチのようにマミー・モンクを殴りつけてると、いきなりディスペル・マジック! ガチガチにかけられた強化呪文を解除されるパーティの面々。
ここで物陰に潜んでいたガルシアスくんが登場。
真打ち登場で、マミー・モンクをイリアに任せたディランがガルシアスに飛翔パンチ! でも攻撃は当たったにもかかわらず空を切る。
「は! これは幻影!?」
マミー・モンクを倒したものの、ガルシアス本体を見失ってオタオタするパーティに、容赦なく『アイス・ストーム』が襲いかかります。
そこでディランは、呪文の聞こえてくる方向からガルシアスの居所を突き止めようと耳をすまします。ヤツは下だ!

声のする辺りめがけて急降下するディランと、『デイライト』の呪文で光りながら追いかけるミリィ。後ろからジャンが『シー・インビジビリティ』をディランに投射。
魔法の視力を得たディランがガルシアスの姿をとらえ、すかさず組み付いて動きを止めます。その2人を照らし出すミリィの『デイライト』。
これでバトルはチェックメイト
ヴァンパイアは陽光に1ラウンド以上さらされると崩壊してしまいます。
ガルシアスは霧化して組み付きから脱出しましたが、『デイライト』の効果範囲から出られずに、そのまま消滅してしまいました。

と、そんなこんなでヴァンパイア・ガルシアス滅殺に成功した冒険者たち。
一応、邪教団を壊滅させて邪龍復活を阻止したんですけど、楽しいお宝探しの前には、そんなことどうでもよくなっています。
13レベルウィザードだったガルシアスはさすがに物持ちで、大量のマジックアイテムを見つけて大喜びの面々。
さらに呪文の書を含む充実の書庫を見つけたジャンの興奮は頂点に達します。
「ここの本、ぜんぶ持って帰る!」
と、鼻息荒くなるジャン。
やばい本がてんこ盛りなのでパラディンのイリアの目を気にしつつも、バックパックに片っ端から放り込むジャンでした。

*1:全員空を飛んでアタック:『フライ』の呪文やら『フライ・ポーション』を服用して全員飛行物体に。D&Dの戦闘ってレベルが上がるとどんどん人外っぽくなってくなぁ。

*2:普通に活動状態:D&D世界のヴァンパイアは、日中能力が低下したり活動できなくなったりしません。魔法能力のことといい、非常にむかつきます。