逆境サバト in ヴァンパイア・ザ・マスカレード
手元にV:tMのサプリメント、ガイド・トゥ・サバト。
サバトで、おもろかしいセッションを考えてみる。
こんなのはどうか。
逆境サバト・キャンペーン
構成メンバーはろくでもないヤツばかり。やってくる仕事はヤバいものばかり。
ノスフェラトゥの血沼の調査をして来い? 街に巣を作った狼憑きどもを叩き出せ? OK! それくらいわけないぜ! って、そんなわけあるかーっ!!
「こ、これが逆境だーっ!!」今夜もパックのシスター&ブラザーの絶叫がこだまする。
主なノンプレイヤーキャラクターは?
プレイヤーキャラクターの立場は?
街を根城にするサバト・パックのシスター&ブラザーが主人公。
ギスカールがサバトの基準からしても危険な仕事ばかりをとってくるため、パックメンバーの損耗率は非常に高い。ギスカールはそれを見越して、どんな問題があろうと引っ張れるカイン人はみんな引っ張ってくる。
このパックより他に行き所もないシスター&ブラザーは、ギスカールの出世亡者ぶりを罵りながらも、やばい仕事に身を投じてあっけなく闇の生を散らしていく。
プレイヤーはセッションごとにプレイするキャラクターを選ぶ。固有の持ちキャラはいない。なぜならすぐ死ぬから。セッション中にキャラが死んだ場合は、他のパックメンバーをピックアップしてプレイヤーキャラクターとして使う。
プレイヤーキャラクターのサンプル
上官喰らいの聖騎士:
騎士道追求に必要以上に熱心な聖騎士。とあるパックに所属していた頃、任務のサボタージュを目論んだ督使を喰い殺した。
その後の調査で事実が明らかになって処罰を免れたが、上司を喰う部下など誰も欲しがらない。行き場を喪っていたところをギスカールが拾った。
ブラッド・ブラザーズ最後の男:
ブラッド・ブラザーズのたった一人の生き残り。他の兄弟たちはとある特攻作戦で全員死亡した。
今となってはなんの役にも立たない《訓え》、《血束》を保持する絶滅危惧血族。
シャベルパーティで精神障害を負った急造カイン人:
カマリリャに対する大攻勢の際に急造されたカイン人。ワケも分からぬままに抱擁を受けて生き埋めにされ、やっと這い出てきた直後に特攻作戦を命じられた。それもどうにか生き残ったお陰で一人前のカイン人として認められたが、深刻な精神障害を負ってしまった。
父の気まぐれで奇怪な姿に改造されたツィミーシィ:
「市街戦や屋内戦闘に特化した多脚血族の研究」の実験台にされて蜘蛛のような姿に変えられてしまったツィミーシィ。改造を施した父はその後の抗争で死亡。今や元に戻そうにもどうやったらいいか誰にも分からない。
巨大昆虫化したギャンレル反氏族:
狂乱しすぎたせいで、様々な昆虫を突き混ぜたような姿に変貌してしまったギャンレル反氏族。今では言葉も喋れず(「チキチキチキ」といった鳴き声は出せる)、思考も昆虫じみてきている。
大失態をしでかした元督使:
以前はとあるパックの督使だったカイン人。カマリリャの誤情報に踊らされて、司教の寝所をカマリリャのアジトと誤認して爆破してしまった。
任務に対する熱意と、馬鹿さ加減を買われてギスカールのパックへ。
亡命芸術家:
表現の自由を求めてカマリリャから亡命してきたトレアドール反氏族。亡命してくるとさっそくサバトの支配領域にある公園で『人体素材を用いたオブジェ展』を開き、同族からの喝采と指導者層からの危険人物のレッテルを頂戴した。
恋愛狂:
パックメンバーに惚れ込んでは、相手を発狂・狂死・心中(相手だけ死亡)に追い込んできた恋愛中毒のマルカヴィアン。
知りすぎてしまったゆすり屋:
カイン人のゴシップを探り出してはゆすりを働いていたが、あるサバト有力者の「とんでもない秘密」を知ってしまったために、うかつに手を出せない爆弾を抱えた存在となってしまった。
当の有力者は遠回しな殺害の目的で、彼をギスカールのパックに放り込んだ。
盗癖持ちのラヴノス反氏族:
司教の「表沙汰にはできないけれど、非常に大切な物」を盗み出したために、腹いせにギスカールのパックに放り込まれた。
シナリオ
あとはシナリオかー。どんなんがいいかな。笑えて、派手に散れるヤツがいいな! みんなの意見も聞かせてくれ!
あと、「こんなダメカイン人はどうか」も大募集だ!