キャプテン・ギルマン in ヴァンパイア・ザ・マスカレード

V:tM用シナリオに使えそうなキャラクターを書き留めておく。
最近、ぜんぜん更新してないしー。

口入れ屋 キャプテン・ギルマン(ノスフェラトゥ/♂)

もともと商船の船長だったという触れ込みのノスフェラトゥ
血族になってからは陸に上がり、船員や港湾労働者の派遣会社を経営している。が、その陰で血族派遣会社『ギルマン・ワークス』を営み、血族社会で起こるさまざまな厄介ごとの解決も請け負っている。

外見は太鼓腹の半漁人を思わせるがなかなかの洒落者で、常に糊の利いた白い船長服に制帽を粋に着こなしている。
大方のノスフェラトゥと違って他氏族の者とも積極的につき合う。使い込んだパイプを片手に人の悪い冗談で相手を煙に巻きながら、自分のペースでことを進めるのが得意。同時に確かな人物鑑定眼も備えていて、粗暴さを装ってカエルじみた笑い声をあげながら、客や仕事をもらいに来る血族たちをしっかり値踏みしている。

いつも修理用ドッグを改装したオフィスに収まっているが、噂によるととんでもない怪力で、請け負った仕事を途中で放棄したり仕事に対して報酬を支払わない血族は、文字通り折って畳んで四角くされるという。

ギルマンは抜け目のない商売人で、ことさらに悪党を装ってもいるが、その一方で面倒見のいいところもみせる。彼のアクのつよい魅力に惹かれた血族は多く、トレアドールを含む愛人たちと浮き名を流している。

キャプテン・ギルマンの使いどころ

V:tMのシナリオ用の「冒険者の宿の主人」を考えたらこうなりました。
もともと人の秘密を知る機会の多いノスフェラトゥ。場合によっては人知れず厄介ごとを片づけてくれるように依頼されることもあるんじゃないかと。

依頼主から事情を聞き取り、ふさわしいと思う血族を差し向けるまでがギルマンの職分で、実際に厄介ごとを片づけるのはプレイヤーキャラクターたちのお仕事になります。
ときには物騒な仕事をさりげなく押しつけてくることもありますが、ギルマンなりにこなせるだろうと判断した仕事を回してくれるので、仕事をもらいにくる血族たちからは信頼されています。
ただし信用第一がモットーのギルマンの雇用条件はかなり厳しく、依頼主や仕事内容の秘密を漏らさない節度や毎回異なる依頼に対応する柔軟さなどを持つ者だけが、『ギルマン・ワークス』の派遣スタッフとして認められます。